見えないいのちを信じて

今日は涼しいね といいながら

水やりをしていたら

 

ほかの鉢の影にかくれて

大きなカラーの花が咲いていておどろいた

 

去年の種がこぼれて

今年もまた 顔を見せてくれた

 

花が終わっても

それが土に還っていくまで見届けて

そのあとは何もない土に

ずっと 水をあげてきた

 

見えないいのちを信じて

 

こうして

終わったと思われたものが

また忘れずに翌年再生してくるとき

 

自然への畏敬の念と

いのちへの信頼が

ますます

たしかなものになってくる

 

自然といのちの循環のひとつとして

私の存在も これでよし と思えてくる

 

今ここに生まれて

ここに生きただけで よし と

 

去年のシソは枯れても

 

今年はまた生まれてくる

 

終わりなく

 

代が代わっていくだけだ